【書評】星新一/著『ボッコちゃん』を読んでみた

こんにちは、うえだあやです。

今回は星新一/著『ボッコちゃん』を読んでみました。

 

『ボッコちゃん』との出会い


星新一の本は、今まで読んだことがありませんでした。

星新一はショートショートの名手で、面白いらしいということは知っていた。

しかし私は小説を読むことに苦手意識があって、読まずに避けてきました。

 

そんな時、職場の同僚女性が休憩中に『ボッコちゃん』を読んでいた。

同僚は本を読むのが苦手で、本好きな息子さんからこれなら読みやすいとすすめられて借りたのだそう。

別の同僚も星新一作品は読みやすかったと話しているのを聞いて、私もだんだん読みたくなってきた。

早速Kindleで購入して読んでみました。

 

スマートなユーモア、ユニークな着想、シャープな諷刺にあふれ、光り輝く小宇宙群!

日本SFのパイオニア星新一のショートショート集。

表題作品をはじめ「おーい でてこーい」「殺し屋ですのよ」「月の光」「暑さ」「不眠症」「ねらわれた星」「冬の蝶」「鏡」「親善キッス」「マネー・エイジ」「ゆきとどいた生活」「よごれている本」など、とても楽しく、ちょっぴりスリリングな自選50編。

 

感想

『ボッコちゃん』は星新一の自選短編集で、50編のショートショートが収録されています。

1つ1つの話が短いため、読みやすかった。

簡潔な文章で分かりやすい。

そして50編も収録されているのに、どの話もオチが秀逸で、バラエティに富んでいる。

読み終わって怖くなる話もあれば、悲しくなる話もあった。

 

この本の初版は、昭和46年5月に新潮文庫より刊行されています。

刊行されてからもう40年以上経っているのに、いま読んでもあまり古さを感じなかったのにびっくりした。

SF的な話が多く、いま読んでいても未来性が感じられた。

ただショートショートで1つの話が短いからか、感情移入しづらかった。

話のオチが予想できなくて、わくわくしながら楽しむ感じ。

 

いちばん印象に残った話は「生活維持省」です。

「いいよ、自分できめた順番なんだから。

ああ、生存競争と戦争の恐怖のない時代に、これだけ生きることができて楽しかったな」

この最後のセリフが切なかった。

生存競争と戦争の恐怖のない時代は、少数の犠牲によって成り立っていた。

 

私はある日突然前触れもなく死ぬことになるなんて嫌だ。

でも私ももしかしたら、ある日突然そんな日がやってくる可能性だってある。

とりあえずやりたいことは何でもやって、後悔のない人生を私は歩みたい!

人生いつ終わるか分からないけど、でも後悔だけはしたくない。

 

まとめ

星新一/著『ボッコちゃん』は、小説が苦手な私でも読みやすかったです。

何でも読まず嫌いはよくないなと思いました。

これからはもうちょっと色々な分野の本に手を広げて読んでみたいです。

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ABOUTこの記事をかいた人

1985年7月30日生まれの33歳。 愛知県一宮市在住。 契約社員として働いています。 「人・本・旅」をテーマに、ブログを更新中。 いろいろな人に会って、本を読んで多くを学び、いろいろなところに行ってみたい。