【書評】自分を客観視し、相手の気持ちを想像して、行動する。田村麻美/著『ブスのマーケティング戦略』感想

こんにちは、上田紋です。

今回は税理士・田村麻美(たむら まみ)さんの著書『ブスのマーケティング戦略』を読み終わった感想です。

田村さんは小学校時代に「自分がブスである」と気づき、度重なるトライ&エラーによって、幸せな結婚と経済的な自立を獲得されました。

もう読んでいてすっごく面白かった!

この本はブスの自虐エッセイではない。
れっきとした実用書である。
税理士、大学院生、一児の母、そしてブスであるわたくし田村麻美が、これまでの人生で学んだ戦略を、具体的な行動提案として記したものだ。

この戦略の目的はふたつ。
1. ブスの幸せな結婚
2. ブスの経済的な自立
である。

 

『ブスのマーケティング戦略』概要

本書は、ブスであることに小学生まで気づかなかった女が、その事実に気づき、愕然とし、ブスである事実を受け止めて、起業・結婚までたどり着いた奇跡の物語である。
爆笑の半生記と、まじめなマーケティング理論&行動提案が組み合わさった、かつてない内容。
目指すゴールはふたつ。
幸せな結婚とビジネスでの成功。
見た目コンプレックスがあっても、絶対大丈夫。
最後には「美人じゃなくてよかった!」と本気で思える1冊!
>>文響社より

最初、この本を書店で見かけたとき、表紙の笑顔と帯がすごく印象的でした。

『ブスのマーケティング戦略』ってタイトルにも興味を惹かれた。

その時は購入にまで至らなかったのですが、何度も書店に足を運んで見かけるたびにだんだん気になってきた。

ついに耐えきれず手に取って、読んでみたらすごく面白そうだったので購入しました。

 

本書では、ブスの定義をビジネス市場・恋愛市場において、「見た目を武器にできない人」としている。

田村さんの人生を例にとりながら、いかにして使える武器を身につけ、幸せに生きていくかが書かれていた。

 

読み終わった感想は、もう面白かったの一言に尽きる!

そもそも本の装丁からして面白い。


帯を外してみると、田村さんのめっちゃ明るい笑顔。

プロフィールには「東京都足立区でいちばん気さくな税理士」と書かれていて、本当に気さくそうな方だと感じた。

 


そしてカバーのそで部分に、このドヤ顔である。

見ていて笑えてしまった。

 


カバーを取ってみたら、表紙は黒のシンプルな水玉模様で、田村さんの服のデザインとも同じだった。

とてもこのお洒落な表紙からでは、『ブスのマーケティング戦略』なんて内容、全く想像がつかない。

このギャップがまた素敵。

 

感想

本書を通じて、田村さんはとにかく「行動してほしい!」と呼びかけている。

行動に勇気と覚悟がともなうことは重々承知しているが、それでも行動してほしい。

行動して失敗しまくって成功してほしい、と。

 

つまり、成功するには、何か目的を達成するには行動しないとそもそも何も始まらないし、行動することでしか自分を変えることなんてできない。

この本は学ぶことがいっぱいありすぎた。

特に印象に残った4ヶ所を紹介したい。

 

自分を客観視し、相手の気持ちを想像して、行動すること

「マーケティング戦略」というたいそうなタイトルをつけさせていただいたが、私がやってきたことはこれだけだ。

自分を客観視し、相手の気持ちを想像して、行動すること。

それしかしていない。
新月のお祈りもしていないし、整形手術もしていない。

恋愛の成功とビジネスの成功をいっしょくたにして、乱暴だと思われたかもしれないが、両方とも、まったく同じだったのだ。
ひとりのブスが書いた、個人的な体験談にすぎないと言われれば、否定はできない。
でも、だれかひとりでも、この本を読んで行動しようと思ってくれる人がいたら、ほんとうにうれしい。

  1. 自分を客観視する
  2. 相手の気持ちを想像する
  3. そして、行動する

 

私は普段これを全然できてない。

とりあえず行動してみるって感じで、自分を客観視したり、相手の気持ちを想像する前に行動してしまうことが多い。

これからはもう少し自分を客観視して、相手の気持ちを想像してから行動するように、気をつけたい。

 

話しかけられやすいブスになろう

「話しかけられやすいブス」という武器は、汎用性があり、どんな市場でも通用する鉄板の武器といえる。
だからすべてのブスにこの武器を身につけてほしい。
ポイントは3つ。
1. いつもニコニコ感じよくしている
2. 否定的、批判的態度を表に出さない
3. 洋服や髪型で清潔感を保つ
(中略)
だまされたと思ってこの3つを心がけてほしい。ぜったいに世界が開けるから。

読んでみて、この3つは私が話しかけやすい人や、私が好きだなと思う人に当てはまっていた。

この3つを武器として身につけることができれば、自分にとってはとても大きなプラスとなる。

私も「話しかけられやすいブス」になるよう、この3つを心がけていきたい。

 

リーン・スタートアップ

リーン・スタートアップという言葉を知っているだろうか。
起業の方法のひとつである。
簡単に説明すると、次のようなことだ。

・コストをあまりかけずに最低限の製品やサービス、試作品を作って市場に投入
・顧客の反応を見る
・市場の反応をフィードバック

このサイクルを繰り返すことで、起業や新規事業の成功率が飛躍的に高まるという方法である。

繰り返すようだが、ブスのいちばんダメな点は、行動しないことだ。
勇気が必要なのはわかる。その背中を一押しするのは、やはり総合点で、商品改良の努力は必要なのだが……。
でも、総合点が低いまま、未完成のまま市場に出すことで、ものすごい学びがある。
傷つかないために、市場をしっかり見極めて、商品を出したい(行動に出たい)とは思う。
しかし、市場の見極めは傷つくことなしにはできない。
試作品を試して完成させていくのは、当たり前のことなんです。

試作品(=現状の自分)を完成させるために、まずは行動する。

市場に出して学習する。

トライ&エラーを繰り返し、そこから何かを必ず学ぶ。

前回の反省を次に活かして、また行動する。

とにかく行動しないことがいちばんダメで、行動して失敗したなら、フィードバックを得て次は商品改良・ターゲット変更・プロモーション変更など、新たな行動に私も繋げていきたい。

 

自己PR禁止論を唱和する

合コンでブスが自己PRをすることは、ニーズのない市場に間違った商品を大量投入することと同じである。
重要なのは、
「この子といて居心地がいいな。楽しいな。ラクで落ち着くなあ」
と、相手の無意識レベルに訴えかけること。
それには、ぜったいに、
「会話が無理なく続けられること」が大切なのだ。

合コンが無理なら別のシチュエーションでどんどん練習してほしい。女子会、会社の飲み会、取引先との会合、上司とのふだんの会話でもいい。
聞き続ける練習。
ほめ続ける練習。
やればやるほど、無意識に、聞き続ける、ほめ続けることができるようになって、相手の笑顔をたくさん引き出せるようになる。
人を喜ばせるのが上手になる。すごいことだ。
人が喜ぶと、あなたもうれしくなるはず。

これは私が今いちばん身につけたいと思っている、傾聴の技術だ。

とにかくどんどん練習していこう。

聞き続ける、ほめ続ける。

私も人を喜ばせるのが上手になりたい。

 

まとめ

今回は税理士・田村麻美さんの著書『ブスのマーケティング戦略』を読んで、私ももっともっと行動しなきゃ!と勇気づけられました。

ただ行動するだけではなく、前回の反省を必ず次に活かす。

自分を客観視し、相手の気持ちを想像して、行動する。

現状の自分という試作品を、私ももっと磨いていきたいです。

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愛知県一宮市在住。契約社員として働いています。1985年7月30日生まれの33歳。 食べることが大好き!本を読んだり、旅行をしたり、色々な体験をすることが好きです。